東京おひさまベリーの紹介

東京おひさまベリーとは

「東京おひさまベリー」は、2019年3月に品種登録された、東京都オリジナルの露地栽培用イチゴです。
従来の露地栽培用品種と比べて果実が大きく、光沢があり、果皮や果肉がしまっているため、取り扱いも容易です。また、果実は甘く、内部は赤く、特有の芳香があります。近年のイチゴ新品種は施設栽培用のものが大半ですが、「東京おひさまベリー」は施設がなくても栽培できるため、家庭菜園にも最適です。

※露地栽培とは…施設を使わず屋外で栽培すること。

開発までのみちのり

現在露地イチゴ栽培の主要品種である「宝交早生」は、収穫果数が多く収量性が高い品種ですが、収穫期後半になると果実が小さくなってしまいます。酸味が弱く食味も良好ですが、果皮・果肉ともに軟らかいため、雨に当たるとすぐに傷んでしまう等の問題がありました。
そこで、公益財団法人東京都農林水産振興財団東京都農林総合研究センターでは、維持系統間の交配により、「宝交早生」に比べて果皮・果肉ともしっかりしていて傷みが少なく、露地栽培に適した大粒で食味のよい新品種の開発に取り組んでいました。
そして、2019年3月、ついに露地栽培が可能なイチゴ「東京おひさまベリー」が誕生し、都民の皆様へお披露目ができました。

ロゴマーク・キャッチコピーについて

皆様に親しまれる「東京おひさまベリー」として広く普及推進していくため、東京おひさまベリーのロゴマーク・キャッチコピーを策定しました。
東京おひさまベリーとともに、皆様に愛されていくことを願っています。

販売について

都内のJA直売所や生産者の庭先直売所等で、5月上旬より販売されております。


種苗について

全国の農業者等を対象として種苗の販売を行っています。


農業者の方は以下にお問い合わせください。

 
  • ミヨシアグリテック株式会社 ☎0551-36-5913
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    家庭菜園での利用、趣味園芸家の方はお近くの種苗取扱店へお問い合わせください。
    (お取り扱いがない場合もあります)