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江戸手描提灯(えどてがきちょうちん)

大嶋屋恩田(おおしまやおんだ)

大嶋屋恩田
さまざまな形の提灯が処狭しとつるされています。

伝統的で、新しい。
アイデアと技で灯りを極める。

体験しよう

好きな文字や絵で粋なミニ提灯をつくってみましょう。汚れてもいい服装で行くか、エプロンなどを持参してください。ウェットティッシュやタオルもあると便利です。字や絵柄を考えておくとスムーズに進みます。体験してみると、何が難しいかよくわかります。

その一
墨がにじまないように、明礬(みょうばん)と膠(にかわ)を混ぜた礬水(どうさ)液が和紙に塗られています。
墨がにじまないように、明礬(みょうばん)と膠(にかわ)を混ぜた礬水(どうさ)液が和紙に塗られています。
提灯選び:3号(直径12cm×高さ27cm 写真左)と4号(直径8cm×高さ26cm 写真右)のどちらかを選びます(在庫の関係で選べない場合もあります)。
その二
下書きは薄く。力を入れると破れてしまいます。
下書きは薄く。力を入れると破れてしまいます。
素描き:文字をバランスよく配置しながら、鉛筆で「あたり」をつけて下書きします。中に張ってある竹ひごで横線がついている紙と考えましょう。
その三
最後に筆を持ったのはいつだったでしょうか……。
最後に筆を持ったのはいつだったでしょうか……。
塗りこみ:筆を立てて持ち、濃墨(のうぼく)をつけて文字を塗ります。黒く描くというより、白い部分をバランスよく残すのがポイントです。
その四
熱風で墨が流れるのを防ぎます。
熱風で墨が流れるのを防ぎます。
乾燥:文字を描き終えたら、ドライヤーをかけます。
その五
イラストを入れてもOKです。
イラストを入れてもOKです。
装飾:文字の回りに色をつけます。アクセントのラインを赤く入れることにしました(時間により、色つけができないことがあります)。
その六
中からだけでなく、外からも熱風をあてます。
中からだけでなく、外からも熱風をあてます。
乾燥:ドライヤーをかけて乾かします。
その七
紙のでこぼこが逆に欠点をカバーしてくれました。部屋のインテリアに合いそうです。
紙のでこぼこが逆に欠点をカバーしてくれました。部屋のインテリアに合いそうです。
組み立て:畳んだ提灯を台にしっかり立てて、弓を挿し込んだらかわいい弓張り提灯が完成です。

担い手の声

恩田 修さん
提灯への想いと展望をわかりやすく語ってくれました。落ち着いた人柄が魅力です。

新しい視点で伝統の火を灯し続けたい。

恩田 修 おんだ おさむ

江戸手描提灯職人

「職人には慣れている仕事でも、お客さんにとっては思い入れがある大切な提灯かもしれません。ひとつひとつ真心こめてつくっています。技を継承し、伝統工芸の灯火を消さないための架け橋でありたい。同じことの繰り返しではなく、新しい素材や形を使って今までにない提灯をつくりたい。本来、提灯はろうそくの明かりを光源とする照明器具。電気が普及した今だからこそ、新しい照明インテリアとして復活させたいと思っています」

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