平成26年訪都旅行者数等実態調査
更新日:2015年5月25日
東京都では、観光産業振興に向けた施策を推進するための基礎資料として、訪都旅行者数、観光消費額の推計に関する調査結果をまとめました。
調査結果のポイント
訪都外国人旅行者数・日本人旅行者数及び観光消費額(平成26年1月~12月)
※ 詳細は別紙1「平成26年東京都観光客数等実態調査」を参照
平成26年に東京都を訪れた外国人旅行者数は約887万人(対前年比30.3%増)、日本人旅行者数は約5億600万人(同0.1%増)となった。
- 訪都外国人旅行者数は、円高の是正や東南アジア諸国の査証発給要件の緩和措置等の影響を受け、過去最多となった。
- 訪都日本人旅行者数は、国内の景気回復や、円安による海外旅行から国内旅行へのシフトを受け、過去最多となった。
訪都旅行者が都内で消費した金額(観光消費額)は約5.6兆円(同5.8%増)で、過去最多となった。特に外国人旅行者の観光消費額は約7,854億円(同35.1%増)と大きな伸びを見せた。
「東京都観光客数等実態調査」の手法
観光庁「観光入込客統計に関する共通基準<平成21年12月策定、平成25年3月改定>」に基づき、東京都の観光特性を加味して、四半期毎に調査・推計
- ① 都内観光関連施設に集客数を照会
- ② 観光関連施設16箇所、港・空港5箇所において旅行者に対するアンケートを実施
- ③ ①の都内観光関連施設回答結果、②のアンケート結果及び観光庁提供データから、訪都旅行者数(観光入込客数)を推計。調査対象に外国人も含め、都内、都外、外国在住者別の集計を実施
対象施設等の抽出・調査票の回収に当たっては、区市町村のご協力をいただきました。
なお、本調査では、個々の対象施設等における調査結果については公表いたしません。
訪都旅行者による経済波及効果(平成26年1月~12月)
※ 詳細は【別紙1】平成26年観光客数等実態調査_経済波及効果.pdfを参照
平成26年1月から12月まで訪都旅行者が都内で消費した金額(観光消費額)は約5.6兆円(前年比5.8%増)であり、その観光消費額が都内経済に及ぼす生産波及効果は約12.0兆円(同6.0%増)となった。
お問い合わせ
- 東京都産業労働局観光部企画課(代表)
- 電話:03-5000-2426