平成31年・令和元年東京都観光客数等実態調査

東京都では、観光産業振興に向けた施策を推進するための基礎資料として、訪都旅行者数、観光消費額の推計に関する調査結果をまとめました。

調査結果のポイント

訪都外国人旅行者数・日本人旅行者数及び観光消費額(平成31年1月~令和元年12月)

※ 詳細は別紙1「平成31年・令和元年東京都観光客数等実態調査」を参照

平成31年・令和元年に東京都を訪れた外国人旅行者数は約1,518万人(対前年比6.6%増)、日本人旅行者数は約5億4,316万人(同1.2%増)となった。

  • 訪都外国人旅行者数は、東京の観光PRや受入環境整備等の官民をあげた取組のほか、ラグビーワールドカップ2019日本大会の開催に伴う訪日需要の高まりなどにより、過去最多となった。
  • 訪都日本人旅行者数は、台風等の自然災害による影響があった一方、改元に伴う祝賀ムードや大型商業施設の新規開業等が相次ぎ、年間としては増加となった。

訪都外国人旅行者が都内で消費した金額(観光消費額)は約1兆2,645億円(同5.7%増)日本人旅行者の観光消費額は約4兆7,756億円(同1.3%減)となった。

「東京都観光客数等実態調査」四半期毎の速報値

以下の報道発表より、四半期毎の速報値を公開している。

第1四半期(1月から3月)| 第2四半期(4月から6月)

第3四半期(7月から9月)| 第4四半期(10月から12月)

「東京都観光客数等実態調査」の手法

観光庁「観光入込客統計に関する共通基準<平成21年12月策定、平成25年3月改定>」に基づき、東京都の観光特性を加味して、四半期毎に調査・推計

  • ① 都内観光関連施設に集客数を照会
  • ② 観光関連施設56箇所、港・空港3箇所において旅行者に対するアンケートを実施
  • ③ ①の都内観光関連施設回答結果、②のアンケート結果及び観光庁提供データから、訪都旅行者数(観光入込客数)を推計。調査対象に外国人も含め、都内、都外、外国在住者別の集計を実施

対象施設等の抽出・調査票の回収に当たっては、区市町村のご協力をいただきました。 なお、本調査では、個々の対象施設等における調査結果については公表いたしません。

訪都旅行者による経済波及効果(平成31年1月~令和元年12月)

※ 詳細は【別紙1】平成31年・令和元年観光客数等実態調査_経済波及効果.pdfを参照

平成31年1月から・令和元年12月までに訪都旅行者が都内で消費した金額(観光消費額)は約6.0兆円(前年比0.1%増)であり、その観光消費額が都内経済に及ぼす生産波及効果は約11.8兆円(同0.2%増)となった。

東京都産業労働局観光部企画課(代表)
電話:03-5000-2426