コンビウィズの取組み 東京都台東区元浅草2-6-7

「使う人」だけではなく「使わない人」の視点も大切に

今や当たり前となった「ベビーキープ」「おむつ交換台」が出発点

子育て経験のある方にとってはチャイルドシートやベビーカーでおなじみの「Combi」のロゴ。
コンビウィズ株式会社は育児用品のコンビ株式会社の子会社です。「赤ちゃんを育てることが楽しく幸せだと思える社会をつくる」をブランドビジョンに1990年から事業をスタートしました。
今では当たり前になったトイレの「ベビーキープ」「おむつ交換台」や、ベビー休憩室など、お子さま連れの外出をサポートする提案を、さまざまな施設にしています。取り組みについて、コンビウィズ株式会社の日暮さんに伺いました。


誰もが利用しやすい施設に

「コンビ」はベビー用品のイメージが強く、一般使用向け育児用品のブランドのみと思われがちですが、パブリックスペース提案として、お子様連れだけでなくさまざまな方が外出先でご使用いただきやすいものを提案しています。「大人でも使えるおむつ交換台があれば本当に助かるのに」私たちコンビウィズは、障がいを持つ方や、介助をされる方のこのような声を受け、当事者団体からの要望もあり、多目的に使用できる収納式の介助シート「ユニバーサルシート」を2000年から販売しました。

さまざまな人が訪れる場所のトイレでは、トイレのニーズも多種多様です。お子様を連れて入ったり、車いすで利用したりと、混み合う状況がかなり増えてきました。2017年には、国土交通省の「建築設計標準」改正でトイレ内設備の「機能分散」が示されました。

しかし、まだ混雑緩和には至っていません。利用する誰もが快適に外出できるようにするには、介助シート「ユニバーサルシート」を設置するバリアフリートイレと、「ベビーキープ」「おむつ交換台」がある親子トイレとを分ける必要があります。

ベビーキープ
ベビーキープ

混雑緩和のため「機能分散」の推進を目的に、バリアフリートイレへ

私たちは、利用者の声を施設側に伝え、施設も利用者も満足行く付加価値提案をしてきました。今後は、障害のある方や介助者の声を、さらに施設に伝えていきます。また、消費者・利用者に対しての発信にはSNSも活用しています。SNSは発信だけでなく、当事者の声を知る重要なツールでもあるので、今後も活用していきます。

情報のアクセシビリティは非常に重要です。施設側のバリアフリー設備が整っていても、そのことを利用者の方々に知ってもらわなければ意味がありません。今回のアクセシブル・ツーリズムの相談支援で、情報の掲載先などのアドバイスをいただいたので、必要な方に必要な情報をさらに届けられるよう、引き続き情報連携をしていこうと考えています。

横型おむつ交換台
横型おむつ交換台

次の当たり前は、誰もが移動にもトイレにも困らない社会

今後、少子高齢化により、国内旅行者数は減少していくのではないかと思います。一方で、年齢や障害のために旅行をあきらめている方々には、まだ潜在的なニーズがあります。高齢の方、障害のある方、マタニティや子連れの方々をサポートする仕組みがあれば、旅に出られるので、観光地にも訪れてくれることでしょう。国内だけでも観光ニーズが大きく増加します。こういった当事者のみなさんにとっても、観光産業にとっても、アクセシブル・ツーリズムは重要だと思います。

今や「ベビーキープ」「おむつ交換台」はあって当たり前の存在になってきました。次の当たり前は、「誰もが移動にもトイレにも困らない」ということではないでしょうか。条例やガイドライン上必要な設備をただ設置するのではなく、利用者が混雑なく満足して使える施設への整備をお手伝いしたいと考えています。

2021年、改正バリアフリー法が施行され、アクセシブル・ツーリズムもより一層進められていくでしょう。利用される誰もが移動にもトイレにも困らないようにするのが私たちの目標です。商業施設だけでなくさまざまな施設に、コンビウィズの提案をこれからも引き続き行っていきます。

ユニバーサルシート
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