宿泊施設事例一覧

石垣島の自然と共存しながら、国内外の旅行者に選ばれるホテルの持続可能な取り組みとは

1979年に地元資本のホテルとして開業した石垣島ビーチホテルサンシャイン(沖縄県石垣市)。石垣島の中心部から車で10分ほどの場所にありながら、緑豊かな森に囲まれたオーシャンフロントのリゾートホテルとして、国内外から多くの旅行者が訪れる。そんな同ホテルでは、コロナ前から八重山の星空の魅力と自然環境を保護するため光害(ひかりがい)対策や、食材の地産地消など地域に貢献する持続可能な観光産業としての取り組みを行ってきた。加えて、紙製ストローの使用や節水など環境に配慮した取り組みも評価され、2021年2月には沖縄県の「おきなわSDGsパートナー」にも登録された。Withコロナに突入した観光産業として、国内外の旅行者に選ばれるホテルに必要なものとは──
株式会社サンシャイン 総支配人の赤城陽子氏に詳しく話を伺った。

コロナ禍での人手不足を解消しつつ、観光事業の底上げにも一役買う新しい採用・誘客スタイル!

昭和7年の創業から90年──富士山麓の湖畔の宿として、多くのお客様に愛されてきた富士レークホテル(山梨県南都留郡)。国内はもちろん海外の旅行客からの人気も高く、長年にわたってたくさんの方にご利用いただいてきたそう。そんな同ホテルの繁忙期のアルバイトは、近隣にある大学の学生が代々受け継ぐ形で行ってきた。しかし、コロナ禍に突入したことで伝統が消滅。人材確保が難しい状態に陥ってしまった。その問題を解消した上に観光人口も増加させた同ホテルの取り組みを、総務部人事課長の岩月圭太氏と広報担当の荒 希予氏に詳しく伺った。

四万十川の源流にあるロッジを舞台に “自然との共生”をコンテンツ化。限界集落に新風を吹き込む、持続可能な町おこしスタイル

ビジネスホテルを約30年間、運営してきた経験をもとに“今までにない宿泊業態”をイノベーションすべく、2015年に立ち上げられた株式会社サン・クレア(広島県福山市)。「愛されるホテルとは何か」をテーマに、新たに立ち上げた5棟のホテルはどれも唯一無二。中でも四万十川の源流のほとりにある『四万十川源流、森の国「水際のロッジ」』(愛媛県北宇和郡松野町)は、同社の“これから”を指し示す重要な存在となっている。今回は代表取締役CEOである細羽雅之氏に、自然との共生や地方創生に対する想いを伺った。

目標を達成するまで外に出られない!?
コロナ禍を逆手に取った、“部屋に籠ること”を楽しむ『文豪缶詰プラン』を企画!

伝統工芸、伝統芸能、地場産業などの“日本の技” や、知れば知るほど面白い“日本独特の文化”を国内外に発信していきたいと、地域の特性を生かしたイベント企画や、伝統工芸品・地場産業の営業代行などの活動を行ってきた株式会社八十介(東京都台東区)。新型コロナウイルスの感染拡大でイベントの中止が相次ぐ中、同社が定期的に実施していたのは非接触型の体験型宿泊イベント『文豪缶詰プラン』だった。今回はコロナ禍での取り組みやイベントが誕生した裏側について、代表取締役である海津智子氏に詳しく伺った。

「地域をつなぐ山宿!」創業100年の小規模ビジネスホテルがコンセプトホテルへ転換。知恵と地域連携で地域活性化拠点となった事業継承の取組。

1919年に製材業を開始し、1947年に旅館を開業。1982年からはビジネスホテルに転換して営業を続けてきた家族経営の宿泊施設「トラベルイン吉富」(大分県竹田市)。コロナ禍が直撃した2020年は、奇しくも創業100周年の年だった。次の100年へ向けていかに事業を継承すべきか?従業員が一丸になって考えた様々な取り組みを女将の井上真由子氏に伺った。

2万坪の老舗温泉旅館に企業のオフィスを誘致。旅館の新たなあり方として、地域全体のイノベーターに。

美肌の湯で有名な嬉野温泉にある老舗大型旅館「和多屋別荘」(佐賀県嬉野市)は、新型コロナウィルスの影響により、1950年の創業以来初の休業を経験した。売上も激減し苦境に陥るが、2013年に跡を継いだ代表取締役の小原嘉元氏は、以前から準備していた「旅館の中に企業を誘致する」という新規事業に本格着手することを決意する。宿泊業の枠を超えたダイナミックな発想はいかにして生まれたのか、小原社長に話を聞いた。

すべてはパレスホテル東京ファンのために──ECサイトを刷新し、非接触でもハイクラスのサービスを。

海外の要人を多く迎えてきたことでも知られる『パレスホテル東京』(東京都千代田区)。世界的なトラベルガイドで6年連続5つ星を獲得した唯一の日系宿泊施設であり、ラグジュアリーなホテルとして海外でも高い評価を得ている。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大の影響でインバウンド需要は減少。そして企業の宴会などのイベントも軒並み延期や中止となってしまう。足を運ぶことができなくなってしまったお客様のため、そして新たなファンを獲得するために同ホテルが取り組んだのがECサイトの刷新だ。今回は、その裏側についてレストラン部部長 兼 外販事業課支配人の富田謙二氏に話を伺った。

地元・高知の魅力を発掘し、体験や物販で地域を丸ごとPR。「いつか行きたいホテル」として、未来に繋ぐ顧客を獲得。

2020年から多くの宿泊施設が新型コロナウイルス感染症による大打撃を受ける中、体験コンテンツや地元の選りすぐり物販の販売など、これまでのホテルの枠組みを超えて活動するセブンデイズホテル(高知県・高知市)。当初の予測を超えた長期間に及ぶコロナ禍において、進化し続けた宿泊施設の集客と、その取り組みについて伺った。

4ヶ月以上の休業を乗り越え、利益よりもお客様との繋がりを最優先に企画したリモート料理教室を開催!

世界有数のテーマパークからほど近く、日本の二大玄関口である羽田・成田の両国際空港へのリムジンバスを有する「東京ベイ東急ホテル」(千葉県浦安市)。抜群の立地を生かし、同ホテルは2018年5月の開業以来、順調な営業を続けて来たが、新型コロナウイルスの感染拡大と、厚生労働省からの施設貸与要請により約4ヶ月間の通常営業の停止を余儀なくされた。休業明け、続くコロナ禍で足を運ぶことのできないお客様に、どうにかしてホテルステイのような特別な食事と体験を届けたい、そんな思いで企画された「リモート料理教室」について詳しい話を伺った。

地域住民の願いと、「700人の村がひとつのホテル」というコンセプトから生まれた古民家ホテル。withコロナ時代に適した“分散型”の宿泊施設とは。

大月駅から車を走らせること約30分──山梨県東部に位置する小菅村は、多摩川源流の恵まれた自然に囲まれた美しい村だ。しかし、深刻な過疎高齢化という問題に直面しており、人口はピーク時の1/3である約700名まで減少し、旅館・民宿の廃業が相次いでいた。厳しい状況にある村を活性化し、恵まれた自然と文化を後世に残すために誕生したのが、株式会社EDGEが運営する古民家ホテル「NIPPONIA 小菅 源流の村」(山梨県北都留郡)だ。ワーケーションやマイクロツーリズムといったwithコロナ時代に適したスタイルでも注目を集める同ホテルの立ち上げの裏側や地域活性化への想いなどを、番頭の谷口峻哉氏に伺った。

ホテル内のキッチンを利用し、注目のビジネス「ゴーストレストラン」を展開。デリバリー事業でコロナ禍の売上ダウンを支える

コロナ禍突入後、大打撃を受けた業種のひとつに宿泊業がある。浅草橋ベルモントホテル(東京都台東区)も同様に、宿泊客の減少に悩みつづけていた。その中で販路拡大を求めて参入したのが「ゴーストレストラン事業」。ホテルは通常通り営業しながらも、デリバリーサービス業者を通じて注文を受け、施設内のキッチンでシェフが調理した料理をお客様にお届けしているのだ。この新展開の裏側を、代表取締役である鈴木隆夫氏に伺った。

ホテル外で提供する宿泊客専用の特別メニューを地元飲食店と開発。客室稼働率UPと地元活性化を実現

勝浦湾の入り口、総面積約68,000㎡、外周約1.7㎞の中ノ島全体を所有し、「一島一リゾートホテル」として2019年4月19日にリブランドオープンした「碧き島の宿 熊野別邸 中の島」(和歌山県那智勝浦町)。順調な船出は一変し、拡大し続ける新型コロナウイルスに対抗すべく、地元地域の飲食店と協働し客室稼働と顧客満足度をアップさせた秘策について営業企画課長の濱氏に話を聞いた。

料理120種、ドリンク300種が客室で楽しめるスペシャルプランを緊急事態宣言下にスタート。ルームサービスの利用率が2倍に!

1964年、前回の東京オリンピックが開催された年にオープンしたホテルニューオータニ(東京都千代田区)。そんな老舗ホテルも新型コロナウイルスの感染拡大のダメージは少なくなく、最初の緊急事態宣言の際は宿泊客の減少や施設内のレストランの休業といった影響を受けることとなる。しかし、酒類の提供も制限する形で発出された2021年4月の緊急事態宣言時には、客室で提供するお食事・ドリンクのバリエーションを拡充したプランを立案。安心・安全の環境を提供しながら、ルームサービスの利用率を新型コロナウィルス感染症拡大前の2019年5月の同月と比べ、約2倍まで引き上げた。その背景をホテルニューオータニ・広報の小布施氏に伺ってきた。

若手社員が発案。1カ月間泊まり放題のサブスクリプションで客室の安定的稼働に成功

コロナ禍以前は一年を通じて国内外から多くの観光客が訪れていた一大観光地、長崎県長崎市。2022年の九州新幹線の西九州ルート一部開業に向けて、大規模な開発工事が進められているJR長崎駅一帯を見渡す15階建ての「ザ・ホテル長崎BWプレミアコレクション」では、コロナ禍においてある宿泊プランが誕生し話題となった。同社初の試みでもある「宿泊サブスクリプション」の経緯と反応は?副支配人の森内圭吾氏に話を伺った。

ホテル内だけで完結する謎解きイベントを通じ、コロナ禍でもお客様に安心・安全と楽しみを提供

新型コロナウイルスの感染拡大によって多くの宿泊施設がダメージを受ける中、新しい集客方法のひとつとして“ホテルが主催するイベント”が注目を集めている。ソーシャルディスタンスを保ちながら安心・安全に楽しめる催し物をホテル内で開催し、ご利用客を増やそうという試みだ。その中でも人気を博しているのが、箱根仙石原プリンスホテル(神奈川県足柄下郡)の謎解きイベント「本と歩く謎解きの夜 推理作家センゴクからの挑戦状」。その裏側を旗振り役である同ホテルの企画マネージャー・奥村 学氏に聞いた。

「宿泊ではなく、体験を売る。」テクノロジーを活用して新たな価値を提供し、前年を超える利益を獲得!

2020年、多くの宿泊施設がコロナにより大打撃を受ける中、前年を超える利益を計上した株式会社SQUEEZE(スクイーズ)。今回は同社の取締役COO山口氏に、7月に新たにオープンした泊まれるシアターパーク「シアテル札幌」- 次世代型貸し切りエンタメスペース -(北海道札幌市)を中心とした、同社の取り組みについて伺った。

ふぐ料理とVR映像で、宿泊体験を自宅で再現!現地宿泊に代わる新たな販路を開拓

創業50年以上の歴史を持つ「てしま旅館」(山口県山口市)のコロナ禍での新たな取り組みが話題を呼んでいる。旅館で人気のふぐ料理を発送し、さらに購入者特典として、旅館の宿泊シーンを収めた映像を購入者に配信するという斬新な取り組みだ。その名も「VRてしま旅館&ふぐ会席」。代表の手島氏に話を伺った。

オーダー制、デジタル化・・・老舗ホテルが実現した、先駆者ならではの新バイキングスタイル

帝国ホテル 東京(東京都千代田区)は、“バイキング”発祥のホテル。1958年に日本初のブフェレストラン「インペリアルバイキング」(現・インペリアルバイキング サール)が誕生したのが始まりである。このコロナ禍でもお客様にバイキングの醍醐味である“好きなものを好きなだけ”楽しんでいただくために行った同ホテルの取り組みとは。同施策の旗振り役である、レストラン部マーケティング課長の平石理奈氏に話を伺った。

“非接触チェックイン”で省人化。人件費約50%の削減を実現

2019年10月、大阪市西成区にオープンした「なんば戎ホテル」。関西国際空港から電車で1本、特急も停車する好立地を活かし、中国を中心としたアジア圏や長期滞在を希望するヨーロッパ圏からの外国人観光客をメインターゲットに好調なスタートを切った。しかし、直後に襲い掛かった新型コロナウイルス。タブレットチェックインシステムによる非接触型の接客やオペレーションの改革など、苦境を乗り切るための取組について話を伺った。

人気老舗旅館がAIを導入!混雑情報の発信でお客様に「安心」を提供

静岡県熱海市の「古屋旅館」が新型コロナウイルス対策で人口知能(AI)を導入した。200年以上の歴史を持つ老舗旅館は大浴場やフロントなどの状況を人工知能(AI)で解析し、混雑情報をリアルタイムで発信することで、宿泊客に「安心」を提供している。

顔認証システムを活用したチェックイン・アウトの導入で、非接触・非対面のサービス提供を実現

アッパーミドルクラス、ハイクラス、ラグジュアリークラスと、ホテル・リゾート事業において幅広いターゲット層に多彩なブランド展開を行ってきた三井不動産グループ。人々のライフスタイルや価値観が変化し“個”がクローズアップされる現代において、これまでにない滞在価値の提供を目指し、新ブランド「sequence(シークエンス)」(東京都渋谷区など)をスタートさせた。非接触・非対面のサービス提供でありながらお客様の満足度も向上させる、新しいホテルの在り方とは。