スケール感溢れるVR映像で「海の京都」をPR!観光客誘致を最新技術でサポート。

公開日:2020/12/4

スケール感溢れるVR映像で「海の京都」をPR!観光客誘致を最新技術でサポート。

企業研修や、学校教育など様々な「学びの場」へのソリューション提供を核としながらコンテンツを手掛けているNTTラーニングシステムズ(東京都港区)。この度、京都府宮津市と共同で「海の京都」をコンセプトとした観光用VR映像を制作した。ウィズコロナ・アフターコロナにおける観光客誘致の新たな取組として注目が集まっている。

「天橋立」「こっぺがに」「丹後ちりめん」…。アピールできる魅力をすべてVRで撮影。

新型コロナウイルスが感染拡大する前の2020年1月、観光客誘致に課題を感じていた京都府宮津市と協働し、プロジェクトは始動した。京都と言えば、歴史を感じる街並みや寺社の数々が立ち並ぶ南部エリアが人気だが、今回は実はたくさんの魅力がある北部エリアをアピールすることが目的だ。たとえば、日本三景のひとつである「天橋立(あまのはしだて)」や宮津市が発祥とされる「ぶりしゃぶ」、海の幸「こっぺがに」などの地元グルメ、さらには地元の伝統産業である「丹後ちりめん工場」など。最新のVR撮影技法を使って映像に収めることで、これらの魅力をよりリアルに伝えることを可能にした。

スケール感溢れるVR映像で「海の京都」をPR!観光客誘致を最新技術でサポート。 「天橋立」「こっぺがに」「丹後ちりめん」…。アピールできる魅力をすべてVRで撮影。

「こんな景色は初めて見た!」地元でも驚嘆の声。

2020年3月、宮津市を訪問し、撮影したVR映像のお披露目会を行った。「天橋立をこんな角度から見ることができたのは初めて。」「いつも見ている景色がまったく違って見えた。」など、ドローンを用いて天橋立を本格的にVR撮影するのは日本で初めてということもあり、参加者からは多くの喜びの声を得ることができた。専用ゴーグルを旅行代理店や道の駅、ホテルなどの観光関連施設に設置することで多くの観光客を宮津市に誘致することができる。新たな価値の創出のヒントを得たことで、期待は大いに膨らんだ。

スケール感溢れるVR映像で「海の京都」をPR!観光客誘致を最新技術でサポート。 「こんな景色は初めて見た!」地元でも驚嘆の声。

新型コロナウイルスの感染拡大により、予定していたPR活動も中止に。

そんな矢先、新型コロナウイルスの感染が拡大し、緊急事態宣言が発令された。不要不急の外出自粛が叫ばれたことで観光需要は減少し、宮津市の3月から5月の観光消費額は前年同期比較で約90%減、金額にして約20億円減となり、深刻な状況となった。また、地元の観光事業者とタイアップしたPR活動なども自粛せざるを得ない状況になった。

スケール感溢れるVR映像で「海の京都」をPR!観光客誘致を最新技術でサポート。 新型コロナウイルスの感染拡大により、予定していたPR活動も中止に。

より多くの方に伝えたい。360度の映像を動画共有サービスで一般公開。

この状況下でも、宮津市の観光客誘致のために何かできることはないか。そこで、ゴーグルの代替策として360度動画を作成することでゴーグル着用時に近い臨場感を創出し、さらに動画共有サービスで一般公開することで制作したPR映像を少しでも多くの方に届けた。また、TVやWEB媒体などを積極的に活用しPR活動を続けたことで、旅行ができない状況でも「宮津市の良さ」をより多くの方に伝えられたという一定の手応えを得ることができた。元々、宮津市北部エリアの観光客誘致を目的としたプロジェクトだったが、ウィズコロナ・さらにはアフターコロナにおける観光客誘致にも資する重要な役割も果たすことになった。

スケール感溢れるVR映像で「海の京都」をPR!観光客誘致を最新技術でサポート。 より多くの方に伝えたい。360度の映像を動画共有サービスで一般公開。

観光客誘致に課題を抱える自治体や観光業者の解決のヒントに。

「どんなに魅力的であっても、それがうまく伝わっていない観光地はたくさんあると思います。そこに、映像制作などで長年培ってきた私たちの制作ノウハウと技術が活かされると嬉しいです。」と語るのは、同社コンテンツ事業部 制作技術部門長の後藤氏。観光客誘致に課題を抱える自治体や観光業者から「国の補助金を活用してPR動画を作成したい」と、多数の問い合わせを頂いているという。今回、宮津市と協働して行ったプロジェクトは、ウィズコロナさらにはアフターコロナという観点でとても有効だと考えられる。「観光誘客はもちろん、地元の教育現場においても社会科見学などでの使用など市からご検討を頂いています。」と同社取締役で、マネジメントサービス本部マーケティング部長の前川氏も今後の展開にも期待をしている。

スケール感溢れるVR映像で「海の京都」をPR!観光客誘致を最新技術でサポート。 観光客誘致に課題を抱える自治体や観光業者の解決のヒントに。

感動すら覚える美しい映像表現。自分たちの地域資源に改めて誇りを持てるように。

「この素晴らしいコンテンツを、しっかりと活用していきたいです。」と語るのは、宮津市産業経済部商工観光課の前田氏。今後は、観光イベントへの出展やインターネット上でのPRなど、以前は行っていなかった誘致活動も検討している。また、「季節の移り変わりをVRで表現することで、また違う季節に来てみたいと思って頂ける方が増えるのでは。」という意見もあり、新たな撮影も視野に入れているという。「VR映像は既視感がなく、とにかく感動します。地元の子どもたちも喜んでくれて、観光に携わる私たち自身が改めてこの街の地域資源の素晴らしさを再確認する貴重な機会にもなりました。どの街にもそれぞれの良さがあるので、VRという技術を一度試してみる価値は大いにあると思います。」と、前田氏。すでに近隣の街も興味を示しており、宮津市を皮切りに全国の自治体に広まっていくと確信している。

スケール感溢れるVR映像で「海の京都」をPR!観光客誘致を最新技術でサポート。 感動すら覚える美しい映像表現。自分たちの地域資源に改めて誇りを持てるように。