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奥多摩フィッシングセンターの取組み 東京都青梅市御岳2丁目333

車いす利用者でも自然と釣りを満喫

奥多摩の豊かな自然の中にある奥多摩フィッシングセンターには高齢者や車いす利用者が楽しめる釣り堀「ハンディキャップエリア(車いす釣り堀)」があります。このような釣り堀を作られたきっかけや安全への取組などについて事務局の木岡和恵さんにお話しを伺いました。

東京都初のアクセシブルな釣り場

この釣り堀をオープンするきっかけとなったのは、組合長が釣りを嗜む車いす利用者と交流があり、階段で四苦八苦されているのを見て、そういう方にも優しい釣り場でなくてはいけないと思ったことです。2018年に計画を始め、東京都と青梅市の補助金を得て2019年4月に「ハンディキャップエリア(車いす釣り堀)」という形で、東京都で初めてのアクセシブルな釣り堀がオープンしました。
オープンにあたり新聞記事やネットなど様々サイトでも紹介されました。それをご覧になって家族と一緒に4,5人のグループでご利用になるというお客様が多いです。毎回恒例行事のようにお越しいただくリピーターの家族もいらっしゃいます。

子供や高齢者も安心の釣り場

このエリアの釣り堀は東京都の基準に合わせた形で、高さ90センチの手すりで池をぐるりと囲っています。小さいお子さんや杖をつかれている高齢者ですと、「ちょっと魚に引っ張られるだけで池に落ちそうで怖い」という感覚を持つ方がいます。そういう方も「手すりにつかまると怖くないので、安心して釣りが楽しめる」と好評です。ただ魚が釣れた時には、やはり手すりは邪魔になってしまうため、柄の長いタモを用意しており、介助の方やスタッフが臨機応変にお手伝いして取込んでいます。

自分で釣りが楽しめる工夫の数々

センターにお越しになる際は、できれば30分前までには予約の電話をいただきたいです。理由としては、水面は目線に近いほど釣りやすいので、車いす利用者の目線に合わせるよう普段よりも水位を上げる調整をします。車いす利用者向けの普通よりも軽量の竿、長いタモ、専用の台をご用意します。台には魚の餌の他、お客様が持ち歩いていらっしゃる小さい荷物程度は置いていただくことができます。タモや竿を差し込むところもあるので、車いすに乗ったままでも自分自身で楽しんでいらっしゃる人もいます。釣った魚はその場で塩焼きにして食べることも可能です。

釣りをずっと楽しんでいただきたい

私たちはとにかく、「釣りが楽しかった」とか「美味しかった」とか、「また来たい」というよう皆さんに楽しんで帰っていただきたいと思っています。不慮の事故に合われ、どこにも外出できなくなり家族も皆、生活が変わってしまった方がいらっしゃいました。ですが、「こんな自然の素晴らしい所で釣りもできて本当に良かったです」と言われ、とても嬉しい気持ちになりました。
将来はすぐそばの川での釣りを楽しんでいただきたいと考えています。介護施設の方がいらっしゃると背負ったり抱えたりして河原に出ているのが現状です。いつか河原に車いすで行けてルアーやフライ釣りを楽しんでいただく釣り場も作れるといいなと夢を広げています。ですが、台風の影響もあり人工の建造物を作るには堅牢度や許可の面でも難題がありとハードルは非常に高いものです。
今回ご紹介した釣り堀は、例えばリハビリのきっかけとしても使っていただきたいと思っていますし、何よりも自然を満喫していただきたいです。スタッフ一同お待ちしていますのでぜひお越しください。

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