東京都中小企業振興対策審議会答申
10月に、知事は中小企業振興対策審議会に「都のものづくり産業の集積施策のあり方について」を諮問し、平成16年5月24日、同審議会から知事に答申がありました。審議会の答申を受け、今後、施策の具体化に向けた取組みを進めていきます。
答申のポイント
基本的な考え方
- 区部や多摩の地域資源、強みを産業活性化に活用
- 企業やグループの発展段階に応じた施策を構築
- 施策構築の段階から民間の力を活用
- 東京の強みを最大限に活かすように施策の総合性を追及
- アニメなどのコンテンツ産業等、ソフトなものづくりも対象に
3つの方向性と代表的な提案施策
- 新たな技術・知識・人材の投入による集積の変革・活性化
- 区部と多摩、二眼レフで、ものづくり産業をワンストップで支援する産業創造拠点を整備
- 産学公連携による新技術・新製品の開発を促進
- 柔軟で機動的なネットワークによる地域のイノベーションの促進
- ネットワークによる優良企業を支援
- 新たなチャレンジを生む事業環境の整備
- 事業再生等を検討している企業に対し、対応策を提示
施策の実施に当たって
(1)民間との連携、(2)広域的な協力関係の構築、(3)東京都産業力強化会議の活用を提案しています。
お問い合わせ
- 産業労働局商工部調整課
- 電話:03-5320-4744(内)36-531