平成27年度国別外国人旅行者行動特性調査の結果

東京都では、観光産業振興に向けた施策を推進するための基礎資料として、訪都外国人旅行者の行動特性に関する調査結果をまとめました。

調査結果

1.訪都外国人旅行者の行動特性

訪都外国人1人当たりの都内での旅行中支出額(推計値)は151,626円。前年度(平成26年度)の135,039円に比べ12.3%増加した。

  • 訪都外国人1人当たりの都内での娯楽入場費支出額は4,770円。前年度(平成26年度)の3,275円に比べ45.6%増加となっている。
  • 最も旅行中支出額が高い国・地域は中国であり、248,457円。前年度(平成26年度)の231,590円に比べ7.3%増加となっている。この中で最も支出額の高い費目は「土産買物費」(174,438円、対前年度比8.2%増)となっている。

「訪問先」は、「新宿・大久保」が57.7%、「浅草」が49.9%、「銀座」が48.9%となっている。

  • 国籍・地域別に見ると、中国、イタリア、インド、ロシアを除いていずれも「新宿・大久保」が3位以内に挙がっており、台湾、中国、香港、ベトナムを除いていずれも「渋谷」が3位以内に挙がっている。

「一番満足した場所」は、「銀座(12.6%)」、「新宿・大久保(12.2%)」、「浅草(11.3%)」の順に多くなっている。

訪都の満足度について、「大変満足(42.4%)」、「満足(47.4%)」、「やや満足(5.4%)」を合わせると95.2%となっている。

訪都目的は「観光・レジャー」が69.5%で最も多い。前年度(平成26年度)に比べ8.3ポイント上昇となっている。

※結果の概要は、別紙1「平成27年度国別外国人旅行者行動特性調査結果概要」.pdfを参照

※国別の特徴については、別紙2「平成27年度国別外国人旅行者行動特性調査国籍別特徴概要」.pdfを参照

2.調査結果詳細

別紙3「平成27年度国別外国人行動特性調査報告書」.pdfを参照

参考

【「国別外国人旅行者行動特性調査」の手法】

訪都外国人旅行者の行動特性を国籍別に四半期毎に調査。

(総標本数:15,018サンプル。うち、「東京を訪問した」と回答した13,069サンプルについて集計。)

 ①羽田空港・成田空港における国際線ターミナル搭乗待合ロビーにおいてアンケートを実施

 ②平成27年度(平成27年4月~平成28年3月)の訪都外国人旅行者の行動特性(訪都外国人旅行者の属性と訪都の状況、訪都外国人旅行者の行動等)について、国籍別の集計を実施