森林整備による花粉発生源対策

多摩地域のスギやヒノキの人工林を、木材生産に適しており林業経営の対象とするべき「生産林」と、公益的機能の増進を優先するべき「保全林」とに区分し、それぞれに応じた花粉発生源対策を推進することで、多摩地域から発生するスギ等の花粉の量を削減します。

生産林における取組(森林循環の促進)

スギ林等の主伐を実施し、少花粉スギ等を植栽することにより樹種更新を図ります(森林循環促進事業)。
伐採した木材は、公共事業や住宅などに幅広く活用して木材需要の拡大を図るとともに、作業道や木材加工施設の整備等、林業の効率化・高付加価値化を進めて、東京の林業を再生し、森林の伐採・育成が自立的に進むようにします。

生産型森林における取組(イメージ図)

保全林における取組(針広混交林化)

森林再生事業等を通じて、間伐や強度の枝打ちを行い、針広混交林化を促進します。

強度の枝打ち(イメージ図)