令和5年度 外部評価委員会評価結果

 令和5年度東京都農林水産試験研究外部評価委員会が、令和5年9月4日(月)に開催されました。本委員会では、令和6年実施予定の研究課題についての事前評価、現在取り組んでいる研究の評価(中間評価)及び令和4年度に終了した研究の評価(事後評価)を実施しました。

 評価の結果は下記のとおりです。

事前評価課題

No.課題名実施期間実施機関

総合

評価※

直売向けスイートコーンのトンネル早熟作型の品質改善技術の開発.pdf
6~9年度 農林総合研究センター
土壌中におけるジノテフランの挙動と後作物への移行解明.pdf
6~8年度 農林総合研究センター

トマトのタバココナジラミに対する各種防除法の検証と防除モデルの構築.pdf

6~8年度 農林総合研究センター
地域特性を活かしたパンジーの鉢物栽培技術の確立.pdf
6~9年度 農林総合研究センター

東京うこっけいにおける始原生殖細胞(PGCs)の保存・利用技術の確立.pdf

6~10年度 農林総合研究センター
黒毛和種ET産子哺育技術の向上.pdf 6~9年度 農林総合研究センター

緑化樹として需要の拡大している山採り主体の樹種における生産技術の確立.pdf

6~10年度 農林総合研究センター
伊豆諸島海域におけるキハダ基礎的生態研究.pdf 6~8年度 島しょ農林水産総合センター
小笠原産水産物の品質保持に関する研究.pdf 6~8年度

島しょ農林水産総合センター

小笠原水産センタ-

※総合評価については、下記の表のとおり、3つの評価項目の評価について、4段階で総合的に評価しました。
評価項目評価の視点

評価

背景及び目的

必要性

公共性

緊急性

優れている

適正である 改善すべきである 不適切である
内容

可能性・妥当性

新規性・独創性

優れている

適正である 改善すべきである 不適切である

期待される

成果

実用性

経済性

優れている

適正である 改善すべきである 不適切である
総合評価 優れている 適正である 改善すべきである 不適切である

中間評価

No.課題名(各課題名をクリックすると成果の概要等のファイルが開きます)実施期間実施機関

総合

評価※

栄養繁殖系作物のウイルスフリー苗作出と大量増殖法の開発.pdf
継続 農林総合研究センター
有用遺伝資源の評価・利用.pdf
継続 農林総合研究センター
ウドの高品質・安定生産に向けた弱休眠性品種の育成研究.pdf 3~7年度 農林総合研究センター
「東京おひさまベリー」の育苗・定植技術の改善.pdf
4~8年度 農林総合研究センター
初春どり重量野菜の端境期に対応した品質安定化技術.pdf
4~6年度 農林総合研究センター
小規模施設に適する気化冷却システムの開発.pdf 3~5年度 農林総合研究センター
小規模施設に適する気化冷却システムの開発.pdf 4~7年度 農林総合研究センター
ベンチを活用した切花用隔離栽培システムの構築.pdf 3~6年度 農林総合研究センター
ブドウ「高尾」の早期成園化・安定生産に向けた栽培技術の確立.pdf 2~6年度 農林総合研究センター
10 カリフローレにおける農薬残留評価.pdf 3~5年度 農林総合研究センター
11 新発生・異常発生病害虫の原因究明と対策.pdf 継続 農林総合研究センター
12 代替農薬等の効率的防除技術の開発.pdf 継続 農林総合研究センター
13 露地ナスにおける物理的防除技術を用いたアザミウマ類の管理対策.pdf 3~5年度 農林総合研究センター
14 環境保全型有機質資源施用基準の設定.pdf

継続

農林総合研究センター
15 ヤシガラを使った養液栽培の普及に向けた診断基準の作成.pdf 4~6年度 農林総合研究センター
16 コマツナの多角的な生産安定化技術の開発.pdf 4~7年度 農林総合研究センター
17 都市環境におけるアサガオの光害軽減技術の開発.pdf 2~5年度 農林総合研究センター
18 大島特産園芸作物における生産振興技術対策.pdf 継続 島しょ農林水産総合センター
19 大島管内の遺伝資源の収集・評価・保存.pdf 継続 島しょ農林水産総合センター
20 三宅島特産園芸作物における生産振興技術対策.pdf 継続 島しょ農林水産総合センター
21 三宅管内の遺伝資源の収集・評価・保存.pdf 継続 島しょ農林水産総合センター
22 八丈島特産園芸作物における生産振興技術対策.pdf 継続 島しょ農林水産総合センター
23 八丈管内の遺伝資源の収集・評価・保存.pdf 継続 島しょ農林水産総合センター
24 遺伝情報を利用した乳牛における採卵成績予測技術の開発.pdf 3~6年度 農林総合研究センター
25 飼料添加物等を利用した乳牛における暑熱期の生産性の改善.pdf 4~7年度 農林総合研究センター
26 遺伝的多様性の確保による東京うこっけいの安定的な系統維持.pdf 元~5年度 農林総合研究センター
27 受精卵移植によるトウキョウⅩ維持群再生と生産現場への応用.pdf 3~6年度 農林総合研究センター
28 トウキョウⅩ肉質の変動要因の解明と斉一性向上.pdf 元~5年度 農林総合研究センター
29 植栽環境に適応した街路樹の樹形管理方法の確立.pdf 元~5年度 農林総合研究センター
30 新しい緑化植物のコンテナ生産技術の開発.pdf 4~8年度 農林総合研究センター
31 植栽環境に適した樹種の選抜に関する研究.pdf 3~7年度 農林総合研究センター
32 環境に配慮したシカ侵入防止柵の開発.pdf 4~8年度 農林総合研究センター
33 少花粉スギならびに少花粉ヒノキにおける種子の生産性向上試験.pdf 2~6年度 農林総合研究センター
34 ハマトビウオ都TAC更新のためのABC算出研究.pdf 継続 島しょ農林水産総合センター
35 キンメダイの資源管理手法開発研究.pdf 継続 島しょ農林水産総合センター
36 メダイの漁業・資源生態および資源特性値に関する研究.pdf 3~7年度 島しょ農林水産総合センター
37 ハマダイ資源の高度有効活用研究.pdf 30~5年度 島しょ農林水産総合センター
38 アカイセエビ資源管理技術開発に関する研究.pdf 2~6年度 島しょ農林水産総合センター
39 カツオ漁業高度化促進研究.pdf 元~5年度 島しょ農林水産総合センター
※下記の表のとおり、2つの評価項目の評価について、3段階で総合的に評価した。
評価項目評価の視点

評価

目的達成の可能性

目標の設定

進捗度

目標以上の成果が

  期待できる

目標を達成できる

目標可能性の

可能性は低い

計画の妥当性

計画の妥当性

予算とのバランス

想定よりも進捗

している

適正である 計画の見直し
総合評価 優れている 適正である 見直しが必要

事後評価

No.課題名(各課題名をクリックすると成果の概要等のファイルが開きます)実施期間実施機関

総合

評価※

温暖地での省力・高品質栽培を可能にするブルーベリー品種の育成研究.pdf
30~4年度 農林総合研究センター SA
pHと生育温度による花壇用花きの生育障害症状の解明.pdf
元~4年度 農林総合研究センター
高糖度による良食味キャベツの生産安定化技術の開発.pdf 2~4年度 農林総合研究センター
ナシ樹体ジョイント仕立ての検証による東京型改植モデルの確立.pdf
30~4年度 農林総合研究センター
施設栽培の菊池レモンにおける農薬残留評価.pdf
2~4年度 農林総合研究センター
有機質培地を用いたトマト養液栽培における病害管理技術の開発.pdf 2~4年度 農林総合研究センター
都内黒ボク土畑における土壌飛散の要因把握と評価法作成.pdf 2~4年度 農林総合研究センター
ハウスエダマメの出荷形態に適した栽培管理技術開発.pdf 元~4年度 農林総合研究センター
抗酸化性の付与による東京うこっけいの高付加価値化.pdf 元~4年度 農林総合研究センター
10 IPMによる畜産由来のハエ防除技術開発.pdf 30~4年度 農林総合研究センター
11 都産無花粉スギ採種園の造成に向けた優良個体の選抜.pdf 30~4年度 農林総合研究センター SA
12 広域的海藻類調査手法の開発.pdf 2~4年度 島しょ農林水産総合センター
13 多摩川支流におけるアユ等活用研究.pdf 2~4年度 島しょ農林水産総合センター
※総合評価については、下記の表のとおり、3つの評価項目の評価について、4段階で総合的に評価した。
評価項目評価の視点

評価

SA

研究目標・指標の

達成度

目標の設定

達成度(進捗度)

研究の費用対効果

優特に「A」 

以上の評価に

値する場合

目標以上の成果が

得られた

目標を達成できた

目標達成は、

不十分である 

実用化・商品化の

可能性

創造性

新規性

商品価値の高さ

大いに認められる 認められる 可能性が低い
普及・波及効果

生産者・業者への普及性

行政施策へ活用

都民生活への寄与

十分に期待できる 期待できる 期待できない
総合評価は、研究目標・指標の達成度、実用化・商品化の可能性、普及・波及効果を踏まえた評価