省エネ改修効果診断ツール(見える化プロジェクト)

中小テナントビルの省エネ改修の効果を容易に予測できる「省エネ改修効果診断ツール」の提供を始めました。本ツールは、テナントビルオーナーをはじめ、設備改修に関係する事業者等が、省エネ効果をアピールする様々な場面でご利用いただけます。

本ツールのチラシはこちら

※本ツールは、中小テナントビル省エネ改修効果見える化プロジェクトにおいて実施した助成事業のデータを活用して作成しました。

省エネ改修効果診断ツール

【ビル全体の省エネ改修効果を予測する場合】

名称 形式 備考
省エネ改修効果診断ツール Excel

データの入力
 ①基本情報(建物概要など)
 ②床面積(用途ごとの床面積)
 ③エネルギー使用量(電気、ガスなど)
 ④テナント入居率
 ⑤改修前後の設備情報

ツールの入力例 PDF

約3,000m2のオフィス・商業複合ビルの照明、空調を高効率のものに改修した場合の入力例です。
すぐに入力を試してみたい方は、こちらをご参考ください。

ツール操作マニュアル         PDF 照明、空調以外の設備改修を入力する場合や、より細かい情報を入力する際は、こちらをご覧ください。

【ビル内のテナント専用部の省エネ改修後の設備性能を表示する場合】

名称 形式 備考

省エネ改修効果診断ツール
(テナント専用部)

Excel

データの入力
 ①基本情報(建物概要など)
 ②床面積(用途ごとの床面積)
 ③エネルギー使用量(電気、ガスなど)
 ④テナント入居率
 ⑤改修前後の設備情報

ツール(テナント専有部)の入力例 PDF

約3,000m2のオフィス・商業複合ビルの全フロアを表示した例です。
必要に応じて、一部のフロアのみの表示とすることもできます。

ツール(テナント専有部)操作マニュアル PDF より細かい情報を入力する際は、こちらをご覧ください。

東京都中小テナントビル省エネ改修効果見える化プロジェクト

事業所の省エネ対策として、照明や空調などの設備を高効率化する省エネ改修は非常に有効ですが、テナントビルの場合、省エネ改修による光熱費削減等のメリットは、テナントが享受し、ビルオーナーのメリットが少ないため、中小テナントビルの省エネ改修が進んでいない状況にあります。
このため東京都は、本プロジェクトにより都内に中小テナントビルを設置する事業者に対し、省エネルギー設備とその導入経費の一部を助成しました。本プロジェクトで得られたデータから、省エネ改修により実現される低炭素レベルや光熱費削減レベルを分かりやすく評価できるツールを作成し、低炭素レベルの高いビルが不動産市場で高く評価される仕組みを構築することで、中小テナントビルの省エネ改修を推進していきます。

・本プロジェクトの詳細はクール・ネット東京の事業HP をご確認ください。※申請受付は終了しました

【結果の公表について】

助成金の交付決定を行ったテナントビルの公表を行っています。また、省エネ設備の導入効果等を分析・検証し、事業者様等に情報を発信していきます。

助成事業者一覧

第1回募集助成事業者リスト
第2回募集助成事業者リスト
第3回募集助成事業者リスト

第1回募集の申請及び交付決定の集計結果

件名 集計結果
申請件数 29件(うち申請取り下げ1件)
交付決定件数 28件(うち決定後の撤回1件)
助成金交付総額(予定) 約2億5千万円
CO2削減見込率 23.11%
年間CO2削減見込量 約613t/年

第2回募集の申請及び交付決定の集計結果

件名 集計結果
申請件数 30件(うち申請取り下げ1件)
交付決定件数 29件
助成金交付総額(予定) 約4億4千万円
CO2削減見込率 23.68%
年間CO2削減見込量 約542t/年

第3回募集の申請及び交付決定の集計結果

件名 集計結果
申請件数 42件(うち申請取り下げ1件)
交付決定件数 41件(うち決定後の撤回1件)
助成金交付総額(予定) 約4億4千万円
CO2削減見込率 26.49%
年間CO2削減見込量 約1,459t/年