エネルギー最適化プロジェクト
都は、都内に約63万事業所ある前年度の原油換算エネルギー使用量が1500kL未満の中小規模事業所に対して、着実かつ効果的に省エネ対策を進める上で有効な手段となる「設備の最適化」を普及する為、都内の10事業所においてチューニングの実証とダウンサイジングの効果の検証を行い、その結果を実証対策の事例と共に整理しました。また、ビルのエネルギーコストの削減余地と省エネルギー対策の実施状況を、事業者の皆様が容易に点検できるツールを作成しました。皆様の事業所におけるCO2排出量及びエネルギーコストの削減に、対策の事例や点検ツールをご活用ください。
設備の最適化とは
「設備の最適化」とは、設備の運用方法を改善するチューニングと、設備改修時に必要な設備容量とするダウンサイジングを合わせて行う効果的な省エネ手法です。
【チューニング】
使用実態に基づき、設備を適切に運転することでエネルギーロスを抑制
例:換気量調整、照度調整、運転スケジュールの設定など
【ダウンサイジング】
使用実態に基づき、設備改修時に必要な容量とすることで定格時の性能向上と、軽負荷時の効率低下を抑制
例:熱源機、ポンプ、ファン等を設備容量が小さいものに更新など
チラシ
※ビルメン業者さんなどが、取引先にご案内する際にご活用いただけます。
説明会資料
設備の最適化のススメ
容易に取組めるチューニング対策の説明、チューニング対策の取組手順や削減メリットを整理した事例、更新時のダウンサイジングのメリット等を紹介します。
リーフレット「設備の最適化のススメ」
名称 | 形式 |
リーフレット「設備の最適化のススメ」(H30年3月発行) |
チューニング対策簡易診断ツール
容易に実施可能なチューニング対策を発見し、削減効果(コスト)を算定できるツールです。
チューニング対策簡易診断ツール
事業所用途 | 診断ツール |
事務所(その他の用途の場合、こちらをご利用ください。) | |
ホテル | |
学校 | |
病院 | |
商業施設 |
記事ID:029-001-20240806-005127