東京における水素実装課題解決技術開発促進事業
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東京都は、水素の利活用に係る課題を解決し、水素の更なる普及拡大を目指すため、「東京における水素実装課題解決技術開発促進事業」を実施しています。
令和7年度の本事業では、東京における水素の社会実装をより一層加速する技術・製品の開発等について、民間企業や大学等からの提案を以下のとおり募集しています。
令和7年度事業の概要について
(1)目的等
優れた技術をもつ民間企業等と都が協定を締結し、共同で技術開発等を行うことにより、水素利用の更なる普及拡大を図ります。
(2)本事業の公募に参加可能な者の要件
都内で事業を行う民間企業や都内に所在する又は研究所を置く大学・研究機関等
(3)本事業で提案を求める技術開発等の主なテーマ
水素の普及に欠くことのできない貯蔵や運搬等に関する技術を中心に、東京における水素の社会実装をより一層加速させる技術や製品の開発等
・水素をより効率的に貯蔵・運搬するための技術・製品の開発
・水素の社会実装の加速に資する各種水素キャリアや関連素材、水素への改質及び水素からの合成等に係る技術・製品の開発
※技術開発等の範囲には、研究成果を事業化するための新たな製品の開発や、既存技術を組み合わせ新たな製品を開発することも含みます。
(4)都の負担額
税込1億円(最大)
(5)技術開発等の期間
3か年度(最長)
(6)公募要領等
令和6年度の採択事業について
(事業期間:令和7年2月~令和9年3月)
代表企業名 |
事業概要 |
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【事業①】次世代高圧ガス容器の実証及び同容器の導入にかかる検証等 |
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TERBAIK株式会社
八千代エンジニヤリング株式会社 |
多孔性配位高分子PCP/金属有機構造体MOFをガス吸着剤とする次世代高圧ガス容器(CubiTan®)を用いて水素の運搬・貯蔵の柔軟性向上等に向けた開発等を行う。 |
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【事業②】MCHを用いた都市部における水素利用技術の開発等 |
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新明和工業株式会社 |
メチルシクロヘキサン(MCH)を用いた小型水素供給ユニットを開発するとともに、同機器を用いた小規模サプライチェーンの実証等を行う。 |
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