東京における水素実装課題解決技術開発促進事業
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東京都は、水素の社会実装を加速するため、優れた技術を有する民間企業等のみなさまと共同で、水素の実装にあたって生じる諸課題を解決する技術の開発や実証等に取り組んでいます。
令和6年度の本事業では、水素の運搬・貯蔵に資する技術等の開発をテーマとして、以下のとおり実施しています。
令和6年度の採択事業について
(事業期間:令和7年2月~令和9年3月)
代表企業名 |
事業概要 |
構成企業 |
【案件①】次世代高圧ガス容器の実証及び同容器の導入にかかる検証等 |
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TERBAIK株式会社
八千代エンジニヤリング株式会社 |
多孔性配位高分子PCP/金属有機構造体MOFをガス吸着剤とする次世代高圧ガス容器(CubiTan®)を用いて水素の運搬・貯蔵の柔軟性向上等に向けた開発等を行う。 |
株式会社Atomis |
【案件②】MCHを用いた都市部における水素利用技術の開発等 |
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新明和工業株式会社 |
メチルシクロヘキサン(MCH)を用いた小型水素供給ユニットを開発するとともに、同機器を用いた小規模サプライチェーンの実証等を行う。 |
高圧ガス工業株式会社
株式会社H2&DX社会研究所 |
令和6年度事業の概要について
(1)目的等
優れた技術をもつ民間企業等と都が協定を締結し、共同で、水素の普及拡大に向けた技術開発等を行う。
(2)本事業に参加可能な者の要件
都内に本店又は支店の登記があり、都内で実質的に事業を行っている中小企業や、都内に所在する又は研究所を置く大学・研究機関等
(3)技術開発等の主なテーマ
水素の運搬・貯蔵に係る技術や製品の開発等
(水素の効率的な運搬・貯蔵のための各種水素キャリアや素材等に係る技術開発等を含む)
(4)都の負担額
税込1億円(最大)
(5)技術開発等の実施期間
令和6年度~令和8年度まで
(6)公募要領等
記事ID:029-001-20250213-011307