令和6年度 外部評価委員会評価結果

 令和6年度東京都農林水産試験研究外部評価委員会が、令和6年9月3日(火)に開催されました。本委員会では、令和7年実施予定の研究課題についての事前評価、現在取り組んでいる研究の評価(中間評価)及び令和5年度に終了した研究の評価(事後評価)を実施しました。

 評価の結果は下記のとおりです。

事前評価課題

 
No. 課題名 実施期間 実施機関

総合

評価※

10~11月どり主要アブラナ科野菜の高温障害抑制技術の開発.pdf 7~9年度 農林総合研究センター
春需要に向けた切花用ポット栽培における高品質・低コスト栽培技術の開発.pdf 7~10年度 農林総合研究センター

ブドウ「高尾」の早期成園化・安定生産に向けた栽培技術の確立(1年延長).pdf

2~7年度 農林総合研究センター
土壌に由来する非結球葉菜類の生育障害の実態解明と対策.pdf 7~10年度 農林総合研究センター

受精卵移植におけるカラードプラの有効活用法の提案.pdf

7~10年度 農林総合研究センター
トウキョウX遺伝資源の有効活用法の確立.pdf 6~9年度 農林総合研究センター

施設型採種園における種子生産技術の確立.pdf

6~10年度 農林総合研究センター
アカイセエビの持続的利用に向けた生態解明に関する研究.pdf 7~9年度 島しょ農林水産総合センター、小笠原水産センター
※総合評価については、下記の表のとおり、3つの評価項目の評価について、4段階で総合的に評価しました。
評価項目 評価の視点

評価

背景及び目的

必要性

公共性

緊急性

優れている

適正である 改善すべきである 不適切である
内容

可能性・妥当性

新規性・独創性

優れている

適正である 改善すべきである 不適切である

期待される

成果

実用性

経済性

優れている

適正である 改善すべきである 不適切である
総合評価 優れている 適正である 改善すべきである 不適切である

中間評価

         
No. 課題名(各課題名をクリックすると成果の概要等のファイルが開きます) 実施期間 実施機関

総合

評価※

栄養繁殖系作物のウイルスフリー苗作出と大量増殖法の開発.pdf 継続 農林総合研究センター
ブルベリーの温暖地での高品質化に向けた栽培および育種研究.pdf 5~9年度 農林総合研究センター
有用遺伝資源の評価・利用.pdf 継続 農林総合研究センター
ウドの高品質・安定生産に向けた弱休眠性品種の育成研究.pdf 3~7年度 農林総合研究センター
「東京おひさまベリー」の育苗・定植技術の改善.pdf 4~8年度 農林総合研究センター
初春どり重量野菜の端境期に対応した品質安定化技術.pdf 4~6年度 農林総合研究センター
ワケネギ「東京小町」の周年栽培体系における生育特性の解明.pdf 5~7年度 農林総合研究センター
ベンチを活用した切花用隔離栽培システムの構築.pdf 3~6年度 農林総合研究センター
鉢物向け八重系ブバルディアの選抜と周年栽培技術の開発.pdf 4~7年度 農林総合研究センター
10 花壇用花きの高品質化に向けたLED光源利用技術の開発.pdf 5~8年度 農林総合研究センター
11 ブドウ「高尾」の早期成園化・安定生産に向けた栽培技術の確立.pdf 2~7年度 農林総合研究センター
12 収穫コンテナを活用したイチジクの簡易・安定生産技術の開発.pdf 5~9年度 農林総合研究センター
13 カブの生長段階による農薬吸収特性の解明.pdf 5~7年度 農林総合研究センター
14 新発生・異常発生病害虫の原因究明と対策.pdf

継続

農林総合研究センター
15 代替農薬等の効率的防除技術の開発.pdf 継続 農林総合研究センター
16 コマツナにおける土壌病害の実態解明と栽培環境に対応した管理技術の構築.pdf 継続 農林総合研究センター
17 環境保全型有機質資源施用基準の設定.pdf 継続 農林総合研究センター
18 江東地域の高EC施設土壌でのコマツナ栽培における肥培管理方法の確立.pdf 5~8年度 農林総合研究センター
19 ヤシガラを使った養液栽培の普及に向けた診断基準の作成.pdf 4~6年度 農林総合研究センター
20 コマツナの多角的な生産安定化技術の開発.pdf 4~7年度 農林総合研究センター
21 茶豆風味エダマメにおける作型毎の高品質化技術の確立.pdf 5~8年度 農林総合研究センター
22 大島特産園芸作物における生産振興技術対策.pdf 継続 島しょ農林水産総合センター
23 大島管内の遺伝資源の収集・評価・保存.pdf 継続 島しょ農林水産総合センター
24 三宅島特産園芸作物における生産振興技術対策.pdf 継続 島しょ農林水産総合センター
25 三宅管内の遺伝資源の収集・評価・保存.pdf 継続 島しょ農林水産総合センター
26 八丈島特産園芸作物における生産振興技術対策.pdf 継続 島しょ農林水産総合センター
27 八丈管内の遺伝資源の収集・評価・保存.pdf 継続 島しょ農林水産総合センター
28 カプサンチンによる東京うこっけい卵の高負荷価値化.pdf 5~8年度 農林総合研究センター
29 遺伝情報を利用した乳牛における採卵成績予測技術の開発.pdf 3~6年度 農林総合研究センター
30 飼料添加物等を利用した乳牛における暑熱期の生産性の改善.pdf 4~7年度 農林総合研究センター
31 受精卵移植によるトウキョウX維持群再生と生産現場への応用.pdf 3~6年度 農林総合研究センター
32 生乳脂肪酸組成を利用した乳用牛の飼養管理向上.pdf 5~8年度 農林総合研究センター
33 新しい緑化植物のコンテナ苗生産技術の開発.pdf 4~8年度 農林総合研究センター
34 植栽環境に適した樹種の選抜に関する研究.pdf 3~7年度 農林総合研究センター
35 環境に配慮したシカ侵入防止柵の開発.pdf 4~8年度 農林総合研究センター
36 少花粉スギならびに少花粉ヒノキにおける種子の生産性向上試験.pdf 2~6年度 農林総合研究センター
37 都産無花粉スギ採種園造成のための技術開発.pdf 5~9年度 農林総合研究センター
38 ハマトビウオ都TAC更新のためのABC算出研究.pdf 継続 島しょ農林水産総合センター
39 キンメダイの資源管理手法開発研究.pdf 継続 島しょ農林水産総合センター
40 メダイの漁業・資源生態および資源特性値に関する研究.pdf 3~7年度 島しょ農林水産総合センター
41 タカベ資源の持続可能な利用促進に向けた研究.pdf 5~9年度 島しょ農林水産総合センター
42 多摩川におけるアユの持続的活用研究.pdf 5~7年度 島しょ農林水産総合センター
43 アカイセエビ資源管理技術開発に関する研究.pdf 2~6年度 島しょ農林水産総合センター、小笠原水産センター
※下記の表のとおり、2つの評価項目の評価について、3段階で総合的に評価した。
評価項目 評価の視点

評価

目的達成の可能性

目標の設定

進捗度

目標以上の成果が

期待できる

目標を達成できる

目標可能性の

可能性は低い

計画の妥当性

計画の妥当性

予算とのバランス

想定よりも進捗

している

適正である 計画の見直し
総合評価 優れている 適正である 見直しが必要

事後評価

No. 課題名(各課題名をクリックすると成果の概要等のファイルが開きます) 実施期間 実施機関

総合

評価※

小規模施設に適する気過冷却システムの開発.pdf 3~5年度 農林総合研究センター
カリフローレにおける農薬残留評価.pdf 3~5年度 農林総合研究センター
露地ナスにおける物理的防除技術を用いたアザミウマ類の管理対策.pdf 3~5年度 農林総合研究センター
都市環境におけるアサガオの光害(ひかりがい)軽減技術の開発.pdf 2~5年度 農林総合研究センター
遺伝的多様性の確保による東京うこっけいの安定的な系統維持.pdf 元~5年度 農林総合研究センター
トウキョウX肉質の変動要因の解明と斉一性向上.pdf 元~5年度 農林総合研究センター
植栽環境に適応した街路樹の樹形管理方法の確立.pdf 元~5年度 農林総合研究センター
カツオ漁業高度化促進研究.pdf 31(元)~5年度 島しょ農林水産総合センター
ハマダイ資源の高度有効利用研究.pdf 30~5年度 島しょ農林水産総合センター、小笠原水産センター
※総合評価については、下記の表のとおり、3つの評価項目の評価について、4段階で総合的に評価した。
評価項目 評価の視点

評価

SA

研究目標・指標の

達成度

目標の設定

達成度(進捗度)

研究の費用対効果

特に「A」以上の評価に値する場合

 

 

目標以上の成果が得られた

目標を達成できた

目標達成は、不十分である

実用化・商品化の

可能性

創造性

新規性

商品価値の高さ

大いに認められる 認められる 可能性が低い
普及・波及効果

生産者・業者への普及性

行政施策へ活用

都民生活への寄与

十分に期待できる 期待できる 期待できない
総合評価は、研究目標・指標の達成度、実用化・商品化の可能性、普及・波及効果を踏まえた評価
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