島しょ海域が中心の東京の水産業

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東京の水産業は、伊豆諸島、小笠原諸島周辺海域を漁場とする島しょ漁業、東京湾を漁場とする内湾漁業及び多摩川、江戸川を主な漁場とする内水面漁業で構成されています。
2022年の島しょと内湾の漁業の総漁獲量は2,308トンで、このうち、島しょ海域が2,091トン(91%)、内湾海域が217トン(9%)となっています。島しょ海域は、わが国でも有数の好漁場であり、東京の水産業の中心となっています。生産額ベースでみると、島しょと内湾の漁業の総漁獲高は33億569万円で、その内訳は伊豆諸島、小笠原諸島からなる島しょ漁業が30億8,250万円(93%)、内湾漁業が2億2,319万円(7%)となっています。
2022年の漁種別漁獲量では、きんめだいが全体の38.1%を占め第1位、まぐろ類が12.6%、かじき類が10.6%、以下いか類、すずき、めだい、はまだい、てんぐさ、かつお類、あさり類、かんぱちと続いています。

海区別の漁獲量及び漁獲生産額の推移(東京)


 


 


 

(資料)「海面漁業水揚量の推移」

      :関東農林水産統計年報(関東農政局東京拠点)及び東京都産業労働局調べ     

    「内水面漁業生産量の推移」

      :内水面漁業生産統計調査(農林水産省)

    「内水面養殖生産量の推移」

      :東京都産業労働局調べ

記事ID:029-001-20250226-011927