東京大茶会2025で東京抹茶について発信しました
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10月4日・5日に、浜離宮恩賜庭園にて東京大茶会2025が開催されました。
プログラムの一つである「高校生野点」では、都内高等学校の茶道部の生徒が屋外でお茶をふるまいました。このお茶に、東京抹茶を使用していただきました。
この機会を通じて、産業労働局といたしましても、ささやかながら東京の茶産地としての魅力をご紹介いたしました。
東京都では、東京北西部に位置する狭山地域を中心に、香り高く味わい深い「東京狭山茶」が育まれております。
狭山は、東京都と埼玉県にまたがる穏やかな丘陵地で、住宅と農地が調和する風景の中、各農家が丹精込めて茶づくりに励んでおります。
都内の茶農家では、年に一度の収穫を基本とし、常に一番茶の新鮮な味わいをお届けしています。
直売を中心とした販売形態により、生産者の思いがそのままお客様へと伝わるのも、東京の茶業の魅力のひとつです。
近年では、紅茶の製造や法人化など、新たな挑戦を重ねる農家も現れ、地域の個性を活かした茶づくりが静かに息づいております。
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