地中熱利用の普及促進
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東京都は、「ゼロエミッション東京」の実現に向け、省エネルギー及びCO2削減に寄与する”地中熱”利用の普及促進に取り組んでいます。
地中熱とは?
「地中熱」とは、浅い地盤中に存在する低温の熱エネルギーです。深さ10m以深の地中温度は季節に関わらずほぼ安定していて、夏場は外気温度より低く、冬場は外気温度より高い性質を持っています。この夏場や冬場の気中と地中の温度差を利用するのが「地中熱利用」で、冷暖房や給湯、融雪などに利用されています。
リーフレットは
(出典)
・「地中熱利用システム」(環境省)
地中熱利用促進のための取組
東京地中熱ポテンシャルマップ
都内における地中熱の採熱可能量(ポテンシャル)の目安が一目でわかる「東京地中熱ポテンシャルマップ」を公開しています。導入検討にあたっては、ぜひご活用ください。
助成
再生可能エネルギーの導入拡大を図るため、地中熱などの熱利用設備に対して助成を行っております。
事業者向け:地産地消型再エネ・蓄エネ設備導入促進事業(都内設置)
都内区市町村向け:区市町村公共施設等への再生可能エネルギー導入促進事業
個人・家庭向け(環境局事業):災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業
東京都地中熱普及啓発シンポジウム ~地中熱×建築 Next Stage~
建築士やディベロッパーなど建築業界関係者や省エネに取り組みたい事業者などに役立つシンポジウムを令和7年12月25日に開催いたします。
本シンポジウムでは、地中熱を導入した事業者による事例発表と地中熱や建築業界の関係者によるパネルディスカッションを行います。
詳細はこちら
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記事ID:029-001-20240806-005117