中・大規模建築物の木造木質化支援事業
東京での木材利用を拡大するためには、これまであまり木材が使われてこなかった中・大規模建築物での木材需要を創出していく必要があります。しかし、一定規模以上の建築物の木造木質化は難易度が高いことなどから、東京での建築事例は極めて少ない状況です。
そこで、多摩産材をはじめとする国産木材の利用を拡大し、森林循環を促進するため、令和2年度より行っていた中・大規模建築物の設計への支援に加え、新たに施工への支援を行います。
1 概 要
都内に建築を計画する民間施設において、下記支援対象事業の条件を満たす木造木質化の設計・施工にかかる経費の一部を補助
2 事業主体
支援対象事業の条件を満たす建築物の建築主(施主)
3 支援対象事業の条件
一定規模以上の民間建築物で、国産木材の使用量が補助対象床面積に対して0.15 m3/m2以上、混構造の場合は0.05 m3/m2以上の建築物 (うち、多摩産材を3割以上又は200 m3以上使用) 等
4 補助内容
上記支援対象事業の条件を満たす建築物のうち、次に掲げる経費を補助する。
(1)建築物の実施設計(設計委託等)に係る経費の2分の1以内
(補助下限額500万円・上限額5,000万円)
(2)建築物の施工(工事委託等)に係る経費のうち、木造木質化に係る経費の2分の1以内又は建築工事費の15%以内
※補助対象経費の2分の1以内で計算をした場合は、その金額が建築工事費の15%以内であること
(補助下限額5,000万円・上限額5億円)
5 募集期間
随時受け付けております。
6 募集条件等
詳しくは「中・大規模建築物の木造木質化支援事業リーフレット.pdf(2.6MB)」及び
下記「7 申請先・問い合わせ先」に記載の外部サイトをご参照ください。
7 申請先・問い合わせ先
申請方法や必要書類等については、下記へお問い合わせください。
公益財団法人 東京都農林水産振興財団 森の事業課
電話:042-528-0641
公益財団法人東京都農林水産振興財団 森の事業課(外部サイトへリンク)