平成28年度国別外国人旅行者行動特性調査結果
東京都では、観光産業振興に向けた施策を推進するための基礎資料として、訪都外国人旅行者の行動特性に関する調査結果をまとめました。
調査結果
1.訪都外国人旅行者の行動特性
訪都外国人1人当たりの都内での旅行中支出額(推計値)は131,871円。平成27年度の151,626円に比べ13.0%減少した。
全体において、最も支出額が多い費目は「土産買物費」であり、64,117円。平成27年度に比べ、17.3%減少している。
最も旅行中支出額が高い国・地域は中国であり、203,816円。平成27年度の248,457円に比べ18.0%減少し、「土産買物費」は139,769円(対前年度比19.9%減)となっている。
「訪問先」は、「新宿・大久保」が56.9%、「浅草」が48.2%、「銀座」が48.1%となっている。
国籍・地域別に見ると、ロシアを除いていずれも「新宿・大久保」が3位以内に挙がっており、「渋谷」が全体で昨年度の5位から4位へと順位を上げ、欧米豪全ての地域で1位に挙がっている。
訪都満足度について、大変満足(42.7%)、「満足」(46.6%)、「やや満足」(6.0%)を合わせると95.3%となっている。
※結果の概要は、別紙1「平成28年度国別外国人旅行者行動特性調査結果概要」.pdf(455.9KB)を参照
※国別の特徴については、別紙2「平成28年度国別外国人旅行者行動特性調査国籍別特徴概要(188.8KB)」.pdfを参照
2.調査結果詳細
別紙3「平成28年度国別外国人行動特性調査報告書(1.5MB)」.pdfを参照
参考
【「国別外国人旅行者行動特性調査」の手法】
訪都外国人旅行者の行動特性を国籍別に四半期毎に調査。
(総標本数:14,744サンプル。うち、「東京を訪問した」と回答した12,959サンプルについて集計。)
①羽田空港・成田空港における国際線ターミナル搭乗待合ロビーにおいてアンケートを実施
②平成28年度(平成28年4月~平成29年3月)の訪都外国人旅行者の行動特性(訪都外国人旅行者の属性と訪都の状況、訪都外国人旅行者の行動等)について、国籍別の集計を実施