令和4年東京都観光客数等実態調査
東京都では、観光産業振興に向けた施策を推進するための基礎資料として、訪都旅行者数、観光消費額の推計に関する調査結果をまとめました。
調査結果のポイント
訪都旅行者数及び観光消費額(令和4年1月~12月)
※ 詳細は
を参照令和4年に東京都を訪れた旅行者数は日本人旅行者が約5億4,267万人(対令和元年比0.1%減)、外国人旅行者が約331万人(同78.2%減)となり、全体としては約5億4,598万人(同2.2%減)で、日本人旅行者数は新型コロナウイルス感染症流行前と同水準まで回復している。
令和4年の観光消費額は、日本人旅行者の消費額が約4兆6,235億円(同3.2%減)、外国人旅行者が約4,092億円(同67.6%減)となり、全体としては約5兆327億円(同16.7%減)で、日本人旅行者の消費額は新型コロナウイルス感染症流行前の水準近くまで回復している。
※平成22年から現行の手法での推計を実施。
「東京都観光客数等実態調査」四半期毎の速報値
以下の報道発表より、四半期毎の速報値を公開している。
第1四半期(1月から3月)※調査せず| 第2四半期(4月から6月)
第3四半期(7月から9月)| 第4四半期(10月から12月)
「東京都観光客数等実態調査」の手法
観光庁「観光入込客統計に関する共通基準<平成21年12月策定、平成25年3月改定>」に基づき、東京都の観光特性を加味して、四半期毎に調査・推計
- ① 都内観光関連施設に集客数を照会(観光地点等入込客数調査)
- ② 観光関連施設40箇所、港・空港3箇所において旅行者に対するアンケートを実施(観光地点パラメータ調査)
- ③ ①の都内観光関連施設回答結果、②のアンケート結果及び観光庁提供データから、訪都旅行者数(観光入込客数)を推計。調査対象に外国人も含め、都内、都外、外国在住者別の集計を実施
※1~3月期の観光地点パラメータ調査は、新型コロナウイルス感染症の影響により中止したため、令和3年同期の数値を参考に推計
対象施設等の抽出・調査票の回収に当たっては、区市町村のご協力をいただきました。 なお、本調査では、個々の対象施設等における調査結果については公表いたしません。
訪都旅行者による経済波及効果(令和4年1月~12月)
※ 詳細は
を参照令和4年1月から12月までに訪都旅行者が都内で消費した金額(観光消費額)約5兆327億円が都内経済に及ぼす生産波及効果は約9兆8326億円(対令和元年比17.0%減)となった。
お問い合わせ
東京都産業労働局観光部企画課(代表)
電話:03-5000-7316