令和2年東京都観光客数等実態調査
東京都では、観光産業振興に向けた施策を推進するための基礎資料として、訪都旅行者数、観光消費額の推計に関する調査結果をまとめました。
調査結果のポイント
訪都旅行者数及び観光消費額(令和2年1月~12月)
※ 詳細は別紙「令和2年東京都観光客数等実態調査」.pdf(310.6KB)を参照
令和2年に東京都を訪れた旅行者数は、日本人旅行者数が約3億3,705万人(前年比37.9%減)、外国人旅行者数が約252万人(同83.4%減)となり、全体としては約3億3,958万人(同39.2%減)で、いずれも平成22年以降、年間として過去最低となった。
令和2年の観光消費額は、日本人旅行者は約2兆7,168億円(同43.1%減)、外国人旅行者の消費額が約2,068億円(同83.6%減)となり、全体としては約2兆9,236億円(同51.6%減)で、いずれも平成22年以降、年間として過去最低となった。
※平成22年から現行の手法での推計を実施。
※参考資料「訪日・訪都外国人旅行者数及び訪都国内旅行者数の推移」.pdf(265.7KB)
「東京都観光客数等実態調査」四半期毎の速報値
以下の報道発表より、四半期毎の速報値を公開している。
第1四半期(1月から3月)| 第2四半期(4月から6月)※調査せず
第3四半期(7月から9月)| 第4四半期(10月から12月)※調査せず
「東京都観光客数等実態調査」の手法
観光庁「観光入込客統計に関する共通基準<平成21年12月策定、平成25年3月改定>」に基づき、東京都の観光特性を加味して、四半期毎に調査・推計
① 都内観光関連施設に集客数を照会
② 観光関連施設56箇所、港・空港3箇所において旅行者に対するアンケートを実施
③ ①の都内観光関連施設回答結果、②のアンケート結果及び観光庁提供データから、訪都旅行者数(観光入込客数)を推計。調査対象に外国人も含め、都内、都外、外国在住者別の集計を実施
※新型コロナウイルス感染症の影響により、4~6月期の調査を中止したため、参考値を用いて推計
※7~9月期及び10~12月期はアンケート調査の外国在住者のサンプル数が少数であるため、一部の係数は参考値を用いて推計
対象施設等の抽出・調査票の回収に当たっては、区市町村のご協力をいただきました。 なお、本調査では、個々の対象施設等における調査結果については公表いたしません。
訪都旅行者による経済波及効果(令和2年1月~12月)
※ 詳細は【別紙1】令和2年観光客数等実態調査_経済波及効果.pdf(341.6KB)を参照
令和2年1月から12月までに訪都旅行者が都内で消費した金額(観光消費額)約2兆9,236億円が都内経済に及ぼす生産波及効果は約5兆7,276億円(対前年比51.6%減)となった。
お問い合わせ
- 東京都産業労働局観光部企画課(代表)
- 電話:03-5000-7316