平成24年東京都観光客数等実態調査
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東京都では、観光産業振興に向けた施策を推進するための基礎資料として、訪都旅行者数、観光消費額及び経済波及効果の推計並びに訪都外国人旅行者の行動特性に関する調査結果をまとめました。
調査結果のポイント
1.訪都旅行者数、観光消費額及び経済波及効果(平成24年1月~12月)
※ 詳細は資料1「東京都観光客数等実態調査」 (197.4KB)参照
平成24年に東京都を訪れた外国人旅行者は約556万人(対前年比35.7%増)、日本人旅行者は約4.7億人(同11.7%増)となった。
- 東日本大震災等の影響により減少した旅行者数はほぼ回復し、訪都外国人旅行者数は、平成22年の約594万人に次ぎ過去2番目に多い数値となった。
- 新たな観光資源となる施設の開設等により、東京観光への注目が高まる中、訪都日本人旅行者数は平成16年の調査開始以降、過去最多となった。
訪都旅行者が都内で消費した金額(観光消費額)は約4.7兆円(同17.2%増)であり、その観光消費額が都内経済に及ぼす生産波及効果は約10.1兆円(同17.5%増)と過去最高であった。
2.訪都外国人旅行者の行動特性(平成24年4月~平成25年3月)
※ 詳細は資料2「東京都観光客数等実態調査」(476.1KB)参照
旅行形態は、個人旅行※が67.0%を占める。
※「旅行代理店を通さず自分で手配した」と「旅行代理店を通して個人旅行を手配した」の割合の合計。
訪都回数は「1回目」が41.8%、「2回目以上」が54.9%となっている。
訪都旅行について「大変満足」「満足」の合計が87.4%であり、「今回したこと」「次回したいこと」のいずれも第一位は、「日本食を食べること」となっている。
出発前の情報源は「旅行先の観光当局のWebサイト」、旅行中の情報源は「親族・知人に聞く」がそれぞれ第1位。
参考
「東京都観光客数等実態調査」の手法
「観光入込客統計に関する共通基準〈平成21年12月観光庁策定〉」に基づき、東京都の観光特性を加味して、四半期毎に調査・推計。
- 都内観光関連施設、行祭事・イベント主催者に集客数を照会
- 観光関連施設16箇所、港・空港5箇所において旅行者に対するアンケートを実施
- 1.の都内観光関連施設回答結果と、2.のアンケート結果、及び観光庁提供データから、訪都旅行者数(観光入込客数)、生産波及効果、雇用効果、税収効果等を推計。調査対象に外国人も含め、都内、都外、外国在住者別の集計を実施
- 対象施設等の抽出・調査票の回収に当たっては、区市町村のご協力をいただきました。
- 1.の調査の回収率は、観光関連施設73.8%、行祭事・イベント80.6%です。
- なお、本調査では、個々の対象施設等における調査結果については公表いたしません。
「国別外国人旅行者行動特性調査」の手法
訪都外国人旅行者の行動特性を国籍別に四半期毎に調査。
- 羽田空港・成田空港における国際線ターミナル搭乗待合ロビーにおいてアンケートを実施
- 平成24年度(平成24年4月~平成25年3月)の訪都外国人旅行者の行動特性(訪都外国人旅行者の属性と訪都の状況、訪都外国人旅行者の行動等について、国籍別の集計を実施
お問い合わせ
- 東京都産業労働局観光部企画課(代表)
- 電話:03-5000-2426
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