東京都の農業用ため池

 自然災害によるため池の被災が全国で頻発している中、ため池の権利者の世代交代が進み、権利関係が不明確かつ複雑となっていることや、ため池の管理組織の弱体化により日常の維持管理に支障をきたすおそれがあることが課題となっています。このため、施設の所有者等(所有者、管理者)や行政機関の役割分担を明らかにし、ため池の適正な管理及び保全が行われる体制を整備することを目的として「農業用ため池の管理及び保全に関する法律(令和元年7月1日施行)」が制定されました。

 東京都内に存在している農業用ため池15か所について以下の通り、台帳及びマップを作成しましたので公表いたします。

農業用ため池台帳、マップ

※防災重点ため池の定義や選定基準等については下記のページを参照してください。

 

農業用ため池浸水想定区域図

 東京都内に存在している農業用ため池のうち、東京都で管理している小笠原村父島・母島にある3つの農業用ため池(長谷ダム・玉川ダム・大沢ダム)について、ため池が決壊した場合を想定して浸水想定区域図を作成しましたので、公表いたします。

 

 

※本内容は農業用ため池のみを対象としたものです。

※当該農業ため池については、レベル1地震動に対する安定性が確認済みです。

 (レベル1地震動:施設の供用期間内に1~2度発生する確率の地震動(参考:震度5弱~5強程度))

 

防災重点農業用ため池に係る防災工事等推進計画について

 防災重点農業用ため池に係る防災工事等の推進に関する特別措置法(令和2年10月1日施行)第5条に基づき、防災重点農業用ため池に係る防災工事等推進計画を策定しましたので公表いたします。

お問い合わせ

農林水産部 農業振興課 農地防災担当
電話:03-5000-7194

小笠原土地改良担当(小笠原のため池に関すること)

電話:03-5000-7195