東京都とシティ・オブ・ロンドンとの合意書改訂署名式
東京都とシティ・オブ・ロンドン・コーポレーションは、2017(平成29)年12月に「東京都とシティ・オブ・ロンドン・コーポレーションの交流・協力に関わる合意書」(MOU)を締結し、金融分野における連携を深めてきました。
2025(令和7)年9月8日、駐日英国大使館にて、両都市の更なる連携強化を図るため、MOUの改訂署名式が行われました。本改訂では、金融分野のイベント、金融イノベーションの促進、日英間の投資拡大、サステナブルファイナンスの推進等、具体的な協力分野が明記されました。
小池知事は、「21世紀は都市の時代。『多都市間連携』の重要性がますます高まる中、金融の力で脱炭素化やレジリエンス強化を進めることは大変重要」とし、今回のMOU改訂を節目として、「東京都はシティと共にこれからも世界をリードする国際金融都市として、日英間の投資促進など具体的な成果につなげながら、持続可能な、より良い未来に向けた歩みを進めてまいりたい」と述べました。
また、シティ・オブ・ロンドン第696代ロード・メイヤー アラスタ・キング氏は、「本日、このMOUを改訂できることは、ビジネスや投資環境が絶えず進化し、双方の市場が2017年以降、成長を続けていることを反映している」とし、「このMOUを通じてさらに投資を促進し、両都市に繁栄をもたらしたい」と述べました。
駐日英国大使 ジュリア・ロングボトム氏は、「ロンドンと東京は長年にわたり金融、イノベーション、グローバルリーダーシップへのコミットメントと責任を共有してきた」とし、「東京の国際金融都市構想を歓迎し支援する。本日は、シティ・オブ・ロンドンを通じ、英国との連携がさらに深くなることを嬉しく思う」と述べました。