認定番号2157号 株式会社先端赤外

新商品の概要

長らく技術的困難から未開拓とされてきたテラヘルツ波遠赤外領域に、広帯域高感度の高分解分光測光を実用化した次世代型分光分析装置であり、固体光物性・分子振動分光・生体高分子など基礎研究分野においてテラヘルツ波遠赤外分光分析に汎用。
更にその応用では、電子工業材（半導体・強誘電体・非線型素子）の品質管理検査、また多くの有機材がテラヘルツ帯域では透過性に優れることから、セキュリティ検査（禁止薬物、危険物探査）などインラインでの産業応用が進められている。

THz-TDSの優位性と分光測光性能

従来汎用の分光手法では未開拓であった領域に、広帯域高感度の高分解分光測光を実用化。

• 分光測光波数の未開拓への拡大
• 室温検出での高感度測光・高SNR分光測光
• 分光スペクトル強度及び固有位相分散の同時測定
• 超高速の時分解の分光測光（10^-13［秒/pulses］）の原理的優位性が存在。

半導体基板の自由キャリア輸送特性評価

高速非接触無磁場マッピング測定の優位性有り。高速非破壊・非接触・無磁場測定でのインライン全品検査が可能。

強誘電体の誘電分散特性評価

低周波数帯域にまで広がる高速高分解の複素誘電率測定が容易。

医薬製剤の品質管理検査

高速・非接触・非破壊測定でのインライン全品検査が可能。

想定される使用例・使用箇所

• 基礎研究開発現場での汎用分光分析計測機器：大学理工系研究室、（独）研究機構、私企業研究開発部署など
• 新しい非破壊・非浸潤検査法として医薬品、食品、種々工業製品の品質管理検査など

販売・使用実績

販売実績：17式　納入先：（独）研究機関、国公立大学、私企業研究開発機関

参考価格（税込）
35,000,000円～54,000,000円

会社概要