自動核酸抽出器(PNE-2080)

認定番号2161号 株式会社マルコム

自動核酸抽出器(PNE-2080)

新商品の概要

DNA・RNAといった核酸の抽出は、一般的に手作業で行われている。抽出には、(1)サンプルの前処理(破砕・粉砕)、(2)抽出、(3)抽出物の濃度・純度測定といった作業が必要とされるが、本製品はこれら一連の作業を全自動で行うシステム。

破砕・粉砕機能(前処理機能)を搭載

DNA・RNAなどの核酸を抽出するには、サンプルを破砕・粉砕してから試薬により抽出を行う。通常は、手作業もしくは専用の装置を用いてこれらの前処理を行うが、本製品には破砕・粉砕機能が搭載されている。

5つのタイプの核酸抽出が可能

DNA・RNAなどの核酸には、GenomicDNA、Plant Genomic DNA、Plasmid DNA、Total RNA、Viral RNA といった種類の核酸がある。本製品は、プログラムと試薬キットの選択により、これらすべての核酸を抽出することが可能。

分光光度計を搭載

出された核酸は、目視で確認することが難しいため、分光光度計等で抽出液の濃度・純度を測定する作業が必要になる。本製品は、分光光度計を内蔵しており、抽出された核酸の濃度・純度を自動で測定。

想定される使用例・使用箇所

動植物の遺伝子組換え実験や病気の原因解明、新薬の開発にDNA・RNAなどの核酸は必要不可欠であり、農林水産試験場、病院、衛生試験所(保健所)、製薬会社等での使用が見込まれる。

販売・使用実績

筑波大学・医学部、鹿児島大学・医学部、畜産研究所、農林試験場、水産試験場

参考価格(税込)
2,300,000円

会社概要

事業者名 株式会社マルコム
代表者名 原田 学
所在地 東京都渋谷区本町4-15-10
電話番号 03-3320-5611
ホームページ http://www.malcom.co.jp
主要商品 スパイラル粘度計、リフローチェッ力ー
事業概要 電子機器メーカーのプリント基板生産時における品質管理工程に必要な管理機器及び、シミュレーション装置を開発販売。各種理化学センサーの設計・製造・販売も手掛けており、近年ではバイオ関連機器の製品も開発中。