沖ノ鳥島資源調査
周辺海域の漁場
周辺海域の概況
- 沖ノ鳥島周辺海域の漁場としての生産特性を把握し、今後の漁業の可能性を明らかにするため、調査を実施。
- 沖ノ鳥島の沿岸では、多くの魚影が確認され「豊穣な海」ではあるが、今回の調査では、シマガツオ類など漁業資源としては評価が低い魚類が確認された。
- 一方、周辺の海山ではソデイカが漁獲されたことから、これを餌とするカジキ・マグロ類の漁場となる可能性がある。
周辺海域で確認された魚介類の一部
礁内の生物
礁内の概況
- 周辺海域の調査とともに、沖ノ鳥島のサンゴ礁内の調査を実施。
- 沖ノ鳥島の礁内では、サンゴや魚介類など様々な生物が確認されたが、沖縄など他の海域ほどには、種類・数ともに豊富とはいえない状況であった。
- 今後は、サンゴを増殖するなど、礁内を「痩せた海」から豊かな海にしていく方策を検討する必要がある。
礁内で確認されたサンゴ・魚介類の一部
お問い合わせ
- 東京都産業労働局農林水産部水産課
- 電話:03-5320-4886
記事ID:029-001-20240806-005093