平成21年度 パートタイマーに関する実態調査

はじめに

平成22年3月
東京都 産業労働局 労働相談情報センター

近年、就業構造の変化、働き方の多様化が進み、非正規労働者の割合が増加しています。とりわけ、パートタイマーが占める割合は高く、社会の中でパートタイム労働という働き方が定着してきています。企業においても、パートタイマーの勤続年数の長期化や積極的な就業意識を受けて、パートタイマーを基幹的な戦力として活用する動きが現れています。
こうした中、平成20年4月には改正パートタイム労働法が施行され、パートタイマーの処遇改善や適正な雇用管理がいっそう求められています。
しかし一方では、労働条件に関するトラブルや、通常の労働者とのバランスのとれた処遇の確保など、様々な課題も生じています。
東京都産業労働局では、一昨年度は契約社員、昨年度は労働時間というテーマで実態調査を実施してきましたが、今年度はパートタイマーに関する実態調査を行い、パートタイマーの働き方や意識、雇用管理の実態等を調査し、パートタイマーの多様化や基幹労働力化、正社員との均衡待遇などの実態を把握することといたしました。
この調査結果を労使の皆様方をはじめとした多くの方々にご利用いただき、パートタイマーを雇用する際や、今後の処遇改善を検討する際の一助となれば幸いです。
最後に、この調査の実施にあたりご協力をいただきました事業所ならびにパートタイマーの方々に、厚く御礼を申し上げます。

報告内容

お問い合わせ

東京都産業労働局労働相談情報センター
電話:03-5211-2200

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