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アフリカ豚熱(ASF)について

 感染豚は唾液、涙、糞尿中にウイルスを排泄し、感染豚や汚染物品等との接触等により感染が拡大します。またこのウイルスは環境中や感染動物の体内で長期間生存するため、汚染された土、水、肉製品からも感染が広がります。
 ワクチンや治療法は無く、発生した場合の畜産業界への影響が甚大であることから、家畜伝染病予防法の中で家畜伝染病に指定されています。
 世界各国で感染拡大しており、アジアでは日本と台湾以外のすべての国で発生が確認されています。
 なお、豚熱(CSF)とは、全く別の病気です。詳しくはこちら。   
【参考】アフリカ豚熱について(農林水産省HP)https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/asf.html

 

都民の皆様へ

登山、狩猟等で山林に入られるときは

 アフリカ豚熱ウイルス侵入防止および病原体を広げないためにご協力をお願いします。

  1. イノシシなど野生動物により病原体が広がらないように狩猟時の残滓(ざんし)、食品なども含め、ごみは野外に放置しないでください!
  2. 靴の土は下山時にしっかり落としてください。また、帰宅後は靴や山林内で使用した器具を洗浄するなどの手入れをしましょう。
  3. 家畜がいる施設や野生イノシシのわなや柵に近寄らないようにしてください。
  4. イノシシの死体を見つけたら管轄の自治体に連絡してください。                                     死亡イノシシ発見時の連絡先
  5. 洗浄ポイントや消毒ポイントでは指示に従い、洗浄・消毒を実施してください。

 

海外渡航をされるときは

  1. 家畜の悪性伝染病が発生している国や地域へ渡航する場合は、畜産関連施設、生鳥市場等への立ち入りや、家畜との接触を避けてください。
  2. 海外からは肉の入った食品を持ち帰らないでください(おみやげや個人消費用の畜産物は検査証明書の取得が難しいため、肉製品や動物由来製品のほとんどは、日本に持ち込むことができません)。
  3. 靴や自転車の車輪等についた土を日本に持ち込まないよう、土を落とし洗ってから帰国の途についてください。
  4. 空港等での消毒ポイントでは指示に従い、消毒を実施してください。
  5. 帰国後1週間は、観光牧場や畜産施設などに行かないでください。

  

野生イノシシのアフリカ豚熱ウイルス検査結果について  

東京都では野生イノシシのアフリカ豚熱ウイルス検査について、ホームページで公表しています。
豚熱ウイルス感染事例につきましては、下記のとおりです。

今までの野生イノシシ検査状況

記事ID:029-001-20250228-011975